子供と大人と社会と勉強

2021/12/31

■たかが勉強、されど勉強。

 ちょっと想像してみて下さい。子供がマンガを読んでいます。何って言いますか?「マンガばっかり読んでないで早く勉強しなさい!」言うかな?言うでしょう。絶対、言う!では、小説を読んでるとしましょう。夏目漱石の「こころ」。どうでしょうか?やっぱり言うのでは。「小説ばっかり読んでないで早く勉強しなさい!」言いそうですね。
 ところが、この小説を掲載している高校の教科書が昔ではなく今もあるのです。有名で評価されている小説とは言え、内容は三角関係の話しと言えばそれまでなんですが。でも、何かおかしくないですか?見た目は文庫本でも内容は教科書と同じなのに。
 教科書を読んでいる子供を勉強してないと思う親はいないですよね。でも、内容は同じでも見た目が教科書でなかったら勉強じゃなくなる。これってどういう事でしょう?
 大人が思っている勉強とは学校で学んでいる事で、そうと認識されないと勉強じゃなくなるって事ではないでしょうか。では、学校で学んでいる勉強とは何なのでしょうか?
 大人と勉強との、社会と勉強との、社会と学校との関係を考える時期に来ているのではないでしょうか。

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