教育現場とゴナンと食事

2021/12/31

■日本の教育現場と世界の環境問題は同じ。

見た目は大人、中身は子供。登場、その名も「ゴナン」。

外見は大人 + 中身は子供=ゴナン

例)
A:あの人ってさあ。
B:ああ、あのゴナンね。


 教育現場での一コマです。15時からの特別講習に訪れた某予備校の講師が執務室に入って来てやり始めたのが、コンビニで買った思われるサラダやおむすびを貪り食べることです。「ここで食事して宜しいでしょうか?」と断るわけでもなく、時間は15時なので周りで食事をしてる訳でもなく、まるで自分の自宅かの様に食べ始めたのです。周りは黙々と仕事をしています。教育現場なので広い空間でもありません。匂いはするわ、音はするわ。別の用事でそこに居合わせた身としては、ゴナン登場と不愉快な気持ちを抑えながら執務室から出ていく事しか出来ませんでした。そこの現場の方に「あの方は何時もあんな感じなんですか?」と聞いてみたところ、「今回始めてお願いした方ですよ。」との回答。正に絶句しました。
 その日にこの講師が特別講習で教えたのでが大学受験用の面接です。このゴナンに面接の何が教えられるのでしょうか。礼儀も理解出来ないばかりか、真似も出来ない。子供ならまだ良いです。これから学べば良いのですから。一番不幸なのが、このゴナンに面接を教えられた子供達です。この子供達は大人になれるのでしょうか?
 直ぐに問題が発生しない点、因果関係が認識しづらい点で、日本の教育問題と世界の環境問題は似ている様な気がします。環境問題は因果関係が広く認識され、その対応が徐々にですが行われ始めてます。日本の教育問題はどうでしょうか。この状況を放置するとどうなるかの問題意識と問題解決のための人材の質の向上が急務なのでは。

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