数学と目的と論理的思考

2021/12/31

■数学を学習する目的は論理的思考を身に付ける為。

 「何で勉強するの?」の疑問に加えて、「何で数学を勉強するの?」も中学生や高校生、もしかしたら大人でも未だに回答が見つからないでいるのではないでしょうか。ゴナンについては論外ですので忘れましょう。
 人と動物を分けるのは「思考」である事に対して異論はないとすると、この「思考」とは具体的に何なのでしょうか。正に、この「思考」の中で人類史上最も成功を収めたのが「論理的思考」なのです。「思考」とは、「今日の晩御飯は何にしようかな。」と考える事と言えばそれまでですが、これだったら動物だって考えてそうですね。どこかの学者が、動物はそんな事は考えていないと断言したとしても、反論のない根拠が提示されたのを聞いた事はありません。それよりも、人間は家を建て、コンピューターを作り、空を飛んでいます。これを実現させたのは一体何なのでしょうか。高給取りの経済アナリスト、人間とはを語る心理学者、公共の利を語る私欲の塊のゴナン。いやいや、正に論理的思考なのではないでしょうか。
 論理的思考には厳密なルールとそのルールに則って、思考を展開する必要があります。この練習に最も適しているのが、「数学」なのです。
 社会に出て方程式は使わないと言う人がいますが、方程式は使わなくてもそこで学んだ論理的思考は使っているのです。それに気が付かないと言う事は、論理的思考が身に付いていないゴナンという事になります。
 方程式を理解しその価値に感動する人と、方程式が解けない人や解けても理解出来ていない人の見ている世界は違うのです。

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