英語そして人と物

2021/12/31

■日本語は人と物を分けるけど、英語はゴチャ混ぜ。

 日本語は人と物を極力分けて表現しようとします。例えば、何人かの男子生徒を表現する場合、日本語では「彼らは」ですが、英語では「they」となります。では、何台かの車を表現する場合は、日本語では「それらは」ですが、英語では「they」となります。何と同じなのです。価値観の違い。文化の違い。・・・・。色々な理由が考えられますね。何れにしても日本人と英語圏の人とは、自分と自分以外との関係につての考え方に大きな違いがありそうです。面白いのは、英語は全て人と物とを分けずに表現するかと言うとそうでもないのです。英語でも分ける場合もあるのです。また、ある意味を込めてわざと同じように表現する場合もあります。この場合は、日本語、英語の違いは関係ありませんが、この事が「国語に答えがない」事の根拠の1つとなります。

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