社会と要請
2022/09/22
■民主主義かつ自由経済に基づく社会からの要請はまさに「見えざる手」
人間は産まれてから暫くすると学校に通い始めます。そして、いずれは学校を卒業して働きは始めます。その後、寿命が来れば死が訪れます。ある意味、学校に通いながら働くための準備をしているのが子供で、準備を終えて働き始めると大人になると言えるでしょう。この準備期間で学校が行っているのが、学問を通した教育となります。社会は当然ながら学校に対して優秀な人材を輩出するように要請します。この要請には、民主主義かつ自由経済を前提にするならば、個々の人間を不幸にする要素や、個人の恣意的な目的が内在する事は、あり得ないのではないでしょうか。まさに、「見えざる手」なのです。
では、なぜ社会には様々な問題が溢れかえっているのでしょうか。優秀なはずな人が犯罪まで犯すのでしょうか。この原因が社会と学問との歪であり、その歪の原因が教育なのではないでしょうか。そう、現在教育は歪んでいるのです。しかし、「見えざる手」があるのであれば社会と学問の間に歪みが発生する事はありえないはずです。この事から、社会も歪んでいるのです。そして、最も巧妙な方法で教育に歪みを発生させています。それは、無視です。しかし、昨今の教育に関して改善がされていると言う人がいるかもしれません。例えば、教育現場のIT化。正しく教育を受けた大人が、IT化すれば教育の質が高まると本気で思っているでしょうか。例えば、マネー教育。正しく教育を受けた大人が、資本主義も経済も全く理解出来ていない子供に、マネー教育をする事が教育の質を高めると本気で思っているのでしょうか。
急がなければなりません。このままだと、日本が日本でなくなる日もそう遠くはないのではないでしょうか。
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