国語と音読

2021/12/31

■正しく読む事は、正しく理解する為の第一歩。

 音読する際に格助詞を間違える様な簡単な間違えだけでなく、文自体を作り変えてしまう様な読み間違えをする小学生がたまにですが存在します。本人に聞いてみると、内容を理解しようとすると思わず間違いてしまうとの事でした。その答えを受けて、内容は理解しなくても良いので間違えずに読むようにして読んでみてと話した後にも、やはり状況は改善しませんでした。この現象は何を意味するのでしょうか。知りたいと思う事は、書いてある事が知らない事、新しい事を前提とします。この知りたいという動機が芽生えていなければ、知らない事でも新しい事でもないので、注意深く読む必要がないのです。この小学生は、まだ読む事が「知る事」と繋がっていないのです。
 我々はこの小学生にどう接すべきなのでしょうか。知りたいという動機が芽生えるように、辛抱強く応援し続けましょう。必ずその動機は芽生えると信じて、焦らず励まし続けましょう。必ずその日はやって来ます。

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