小学生と漢字と部首
2021/12/31
■部首が何であるかより、部首を通して漢字を眺めることが大事。
先日、小学生と国語の問題に取り組んでいた時に、こんな質問をされました。漢字ドリルの宿題をしていて疑問を感じた様です。「舌の部首は口じゃないの?」です。部首とは、漢字を構成する要素で、一つの漢字の中に必ず一つあり、位置によって、偏 (へん)、旁 (つくり)、冠 (かんむり)、脚 (あし)、繞(にょう)、垂(たれ)、構(かまえ)の七種類に分類されている。以上が部首の説明として、一般的な説明になるでしょうか。舌の部首に話を戻すと、部首は漢字の一要素なので、確かに舌の要素(部分)と考えると「口」と言いいたくなりますね。しかし、辞書を引くと舌の部首は「舌」となっています。小学生の疑問も理解出来ます。つくづく思う事ですが、文系の科目に厳密なルールを求めたらダメ。そんな好例ではないでしょうか。
部首の目的が、漢字を分類する為の方法の一つとしてあるとするなら、「口」のところで分類するのか「舌」のところに分類するのかの違いって事になります。この分類が良い分類かそうじゃないかは分かりませんが、現在そう分類されているならこの分類を覚えるしかないって事です。ただ、部首が十数個しかないなら覚えてしまえって事になりますが、実は200を超える数があるのです。しかも、当たり前なのですが漢字は読む為にあり、部首が文の中に単独で登場する事は100%ありません。あったとしたら部首ではなく、それは完成された漢字となります。従って、部首を全て覚えるなら、漢字を覚えた方が遥かに有益です。
では、部首は小学生にとってどんな価値があるのでしょうか。漢字は数は多いかもしれませんが、全て部首とその他の形の組み合わせで構成されています。その漢字を部首を通して眺めることで、より身近に、より覚えやすく漢字を感じる事が出来るのです。さあ、部首を通して漢字を眺めてみましょう。
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▼国語(小学生)
Mayol にて
家庭教師 マトミ
Tutor matommy
https://www.matommy.jp
先日、小学生と国語の問題に取り組んでいた時に、こんな質問をされました。漢字ドリルの宿題をしていて疑問を感じた様です。「舌の部首は口じゃないの?」です。部首とは、漢字を構成する要素で、一つの漢字の中に必ず一つあり、位置によって、偏 (へん)、旁 (つくり)、冠 (かんむり)、脚 (あし)、繞(にょう)、垂(たれ)、構(かまえ)の七種類に分類されている。以上が部首の説明として、一般的な説明になるでしょうか。舌の部首に話を戻すと、部首は漢字の一要素なので、確かに舌の要素(部分)と考えると「口」と言いいたくなりますね。しかし、辞書を引くと舌の部首は「舌」となっています。小学生の疑問も理解出来ます。つくづく思う事ですが、文系の科目に厳密なルールを求めたらダメ。そんな好例ではないでしょうか。
部首の目的が、漢字を分類する為の方法の一つとしてあるとするなら、「口」のところで分類するのか「舌」のところに分類するのかの違いって事になります。この分類が良い分類かそうじゃないかは分かりませんが、現在そう分類されているならこの分類を覚えるしかないって事です。ただ、部首が十数個しかないなら覚えてしまえって事になりますが、実は200を超える数があるのです。しかも、当たり前なのですが漢字は読む為にあり、部首が文の中に単独で登場する事は100%ありません。あったとしたら部首ではなく、それは完成された漢字となります。従って、部首を全て覚えるなら、漢字を覚えた方が遥かに有益です。
では、部首は小学生にとってどんな価値があるのでしょうか。漢字は数は多いかもしれませんが、全て部首とその他の形の組み合わせで構成されています。その漢字を部首を通して眺めることで、より身近に、より覚えやすく漢字を感じる事が出来るのです。さあ、部首を通して漢字を眺めてみましょう。
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