国語と答えと消去法
2021/12/31
■国語の問題に回答する際の最も有効な武器は「消去法」。
国語に答えがあるかないかは、議論が分かれるところだと思います。そういう微妙な問題にどう対峙すればいいのでしょうか。国語の問題の回答形式の殆どは適当な選択肢を選び出す、選択問題です。この事からも、国語に「答え」、即ち「正解」がある事に疑問が生じるのですが、選択問題で答えが曖昧な国語の問題に対する最も適切な対応方法は何なのでしょうか。ズバリ、それは「消去法」です。
消去法とは、間違えの選択肢を消していき最後に残った選択肢を正解とする方法です。この、正解を探すのではなく不正解を探すというのがポイントです。高校の数学で「命題」を学習する際に出てきますが、「真」「偽」の判断の際に、その命題を「偽」とするのはたった一つの反例で良いのです。それに対して、「真」と判断するには、あらゆる反論に反駁できることが要求されます。正解を探すより、不正解を探す方が遥かに簡単なのです。
国語には答え、もしくは正解があるかないか曖昧である事と適当なな選択肢を選び出す回答形式である事、この二つの条件に対する最大の武器は「消去法」なのです。
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