音読とポイントと助詞

2021/12/31

■音読のポイントは、文の中で言葉の塊の役割を決めている助詞に注意する事。

 音読の最も重要なポイントは「知りたいと思う事」ですが、より具体的に意識する事はないのでしょうか。あります。それは、助詞(付属語の中の活用しない品詞)に注意する事です。
 一般的な音読のポイントは文節を捉える事だと言われています。これ自体は間違いではないと思います。しかし、この文節とは文の中で意味が分かる最初単位と説明されていますが、説明の為の説明となっていて分かり難くないでしょうか。また文節の区切りは「ネ」や「サ」を入れても不自然なく読める箇所とされていますが、音読する際に「ネ」や「サ」を入れて読むことが出来るでしょうか。
 音読の際に重要な事は、文の中での役割の塊を捉えて読む事です。日本語では、文の役割を表す事の多くを担っているのが、「は」とか「を」などの助詞なのです。役割とは、「誰が」「誰に」「何を」「どんな」等々です。
 今日も小学3年生の生徒と一緒に音読しました。読む際には、助詞をわざとらしい位に強調して読みます。強調した箇所を太字で色を変えて表すとこんな感じです。「ノノン少女教えました。」

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