🟢中学生🟢

2021/10/31

 小学生が「literacy」を学習する場としたら、中学生は何を学ぶ場なのでしょうか。中学生は子供です。当たり前の事ですが、この事を中学生自身が理解する必要があります。中学生になれば自然と理解する事ではないのです。子供である事を理解するとは、何も知らない存在である事を理解し、大人は歳をとればなるのではなく、大人に必要な事を学ばなければ大人にはなれない事を理解する事なのです。この事を理解する事が、学ぶ姿勢となり、大人に対して素直になり、子供が学習する為の土台を作るのです。もし教育改革を実行する立場であれば、最初に行うのは中学校への資産投下でしょう。それは、ある一部の業界とその関係者が潤うだけの設備ではありません、人です。大人の相手は機械でも良いでしょう。しかし、人類の将来にとって、最も大事な子供の相手を機械に任せて良いのでしょうか。優秀な人材を、しかも最低でも今の人数の倍にする事を実行するでしょう。しかし、この子供であること理解する事だけが中学で学ぶ事ではなく、あくまでもそれは前提なのです。その前提さえも上手く学べていない中学3年生を見ていると、危機感を感じずには負えません。
 その前提の上で、中学生では「論理的思考の習得」「記憶力の向上」「伝える限界と知る技術の向上」の3つがポイントになります。中学生は高校生になる為の準備の期間でもあります。中学生で学習する内容に対して、高校生で学習する内容は、最低でも3倍はあります。最難関の大学に行きたければ、最低でもそのまた倍の6倍位にはなるのではないでしょうか。この高校生での学習内容の量に耐えられる為には、中学生で学習する範疇で難問を解ける様になるよりも、この3つのポイントが学習されている事の方が大切なのです。学習が終わるわけではないのですから。それにも関わらず、解法だけを教え、教えられている現場がいかに多い事か。確かに、両者にとって楽であり、一応今の点数にはつながっているのですが、将来にはマイナスでしか無い事を理解出来ないのでしょうか。

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