◉図形(特徴)
2021/12/31
図形の問題と言えばと質問されて即答するとしたら、どんな問題でしょうか。△ABCにおいて、2つの角がそれぞtれ80度、60度の時、3つ目の角は何度でしょうか。当然答えは40度ですね。では、どうやってこの答えの40度を導き出しているのでしょうか。これまた当然ながら、180ー(80+60)=40ですね。ここで、この式が導き出された根拠は何のでしょうか。それは、「三角形の内角の和は180度。」です。では、「三角形の内角の和は180度。」を知らないとしたら、この問題は解けないのでしょうか。いえいえ、錯角を利用して1つの角に他の2つの角を集める事で導き出せます。それでは、錯覚を知らなければ導き出す事は出来ないのでしょうか。これままた、同位角を利用すれば可能です。しかし、問題が発生します。「三角形の内角の和は180度。」を知らなくても答えを導き出す事は可能なんですが、手間がかかってしまいます。時間が必要になるのです。現在の試験は、良いか悪いかは別にしてこの時間を用意してはくれていません。「三角形の内角の和は180度」を知っている前提で問題が出題されているのです。従って、図形に関する問題は知識を使って回答を導き出す方法で対応する事になります。考えて解くではなく、知識を検索、特定して解くになります。この知識は役に立つ知識なので、「特徴」と我々は呼んでいます。
#数学(中学生)
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松山 にて
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