▼国語（中学生）
2021/10/31
「🟢中学生向け」で説明した様に、中学では「論理的思考の習得」「記憶力の向上」「伝える限界と知る技術の向上」の３つのポイントを学習するのですが、この中の「伝える限界と知る技術の向上」が国語を学習する目的になります。国語の具体的な学習内容については「国語のゴールは何処」で説明していますが、「知る」と「伝える」です。中学では、特に「知る」を重点的に学びます。「知る」には、二つの方法があります。「聞く」と「読む」です。中学生の最終的なゴールである高校の入学試験では、「読む」方法を試されます。読む事を通じて、知る事が出来ているかを試されるのです。では、その為に必要な事はと問われれば、「語彙力」と答えたくなりますが、そんな単純な話ではありません。「語彙力」よりも大切な事があります。それは、本当に知ろうとする事です。出来ている人には簡単な事も、出来ていない人には難しいのです。また、知りたい事だけ知るともまた違うのです。
実は国語にはもう一つ学習の目的があります。理由が逆説的、かつ本来の目的ではないので隠れた学習の目的と言った方が良いかもしれません。「記憶力と漢字」で説明していますが、それは「記憶力の向上」です。漢字の「読み」「書き」は、国語の学習にはとても重要な要素ですが、加えてこの漢字の「書き」は中学で学ばなければならない３つのポイントの中の「記憶力の向上」にもってこいなのです。
そして、何より何かを学ぶ為には「知る」必要があり、「知る」為には「聞く」と「読む」しかないのです。全ての学習を成り立たせている科目が「国語」と言って良いのではないのでしょうか。
🟡中学生に向けて
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鳥茂 にて
家庭教師 マトミ
Tutor matommy
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