🟢教えなければならない人

2022/10/21

 かなり前の話になりますが、小学4年生のお子様に家庭教師を検討されている保護者の方とお話する機会がありました。その保護者の方が終始言っていたのは、二つ学年が上のお姉様の家庭教師が超難関大学の学生でその先生がとても素晴らしく、家庭教師の先生は難関大学の学生が一番良いという事でした。何か違和感を感じないでしょうか、

・日本の教育制度であれば大概の大人が、小学4年生の内容を問題なく教られる。

・どんなに優秀な大学生であっても大学生はまだ成長過程の子供であり、責任感だけでなく責任の意味もよく理解出来ていない為、目的を持ち、責任を持って教える事が出来るかどうか疑わしい。

・まだ自身も学んでいる途中である大学生の子供は、教える事の意味がゲームをクリアーする方法くらいにしか捉えられていないので、その様にしか伝えられない。

・ゲームの攻略方法としか勉強を捉えられなくなった子供は、理解するのでなく覚える事でしか学習に対応する事が出来なくなり、当然無意味な事を覚えられる、人間としは別に優秀でもはない人しか学力は向上していかない。

 どんな人が教えなければならない人なのでしょうか。どんな人が理想の先生なのでしょうか。我々大人が今まで学んできた事を踏まえて考える必要があるのではないでしょうか。

社会人経験のある講師

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