知識と過大評価
2021/12/31
■知識に正当な地位を!
先日、中学生の技術で「とう立ち」と言う言葉が使われていました。お恥ずかしい限りなのですが、頭の中に「?」マークが。花芽のついた茎が伸びた状態を表す言葉なのですが、日々勉強だなと改めて思わされました。
確かにテレビのクイズ番組で知らない事を間髪入れず回答しているのを見ると、単純に凄いなと思います。でも、それはそれ以上でもないし、それ以下でもないのでは。世の中の情報は人間の記憶量を遥かに超えています。全体の量が膨大なら、人と人との記憶量の差なんて五十歩百歩ではないでしょうか。
自分が知らないことを知っている人は「頭が良い」と思っている人が如何に多いことか。確かに重要な知識はあると思いますが、知ってるだけで「頭が良い」ってあまりに短絡的じゃないでしょうか。「頭が良い」の定義にもよるとは思うのですが。
知識をどう捉えるかは勉強の本質にも関わっているような気がします。とは言え、覚える事は勉強にとって、とても重要な要素である事は間違ありません。だからこそ、速く、正確に覚える事は「技(Capability)」の領域と言えます。
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家庭教師 マトミ
Tutor matommy
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