▼理科(高校生)
2021/12/31
高校における理科の科目は受験科目を踏まえると、「物理」「化学」「生物」「地学」の4つで、それぞれが2つに分かれています。高校生はこの科目の中から通常は2つを選択するか、高校によっては2つを必修として、そのあと選択という場合もあると思います。
物理以外は、ほぼほぼ知識を得る事が学習の中心になります。しかし、その物理と言えども数学の様に明確なルールに基づく自由な論理的思考が許されているかと言うとそうではありません。我々はそう言った意味で、理科の科目を「実学」と呼んでいます。理科の科目は、最初に現象があり、その現象を人類がどの様に理解しているかを学ぶのであって、学習した内容をもって未知の現象に対する予測を可能にする事を学んでいるのではないのです。この事を理解し、その前提で学習する事が、高校生における理科の学習の最大のポイントになります。
その理解の程度を試験で試す際に、数値計算させる、もしくは文字式で表現させる割合が物理は他に比べて多く、またその知識も関係式で提示されている場合が多いため、物理が少し特殊な感じがするかもしれませんが、逆に言えばその分覚えなければならない知識量は少なく済むとも言えます。何事も「良い事」「悪い事」がありますので、それらを確りと理解した上で、選択した方が良いと思います。物理だからと毛嫌いしていても、学習してみたら知識量が少なく意外と短い時間である程度のレベルまで学習出来た。なんて事がありえます。その逆も、また然りです。
◎物理
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家庭教師 マトミ
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